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保護猫を迎えて、記録を残したくなった。|動物愛護週間に寄せて

9月20日から26日は、動物愛護週間。
わが家には、この夏に迎えた2匹の保護猫がいます。

「かわいい」の前には、思っていた以上の準備と、ちいさな覚悟がありました。
保護猫を迎えるまでのこと、迎える前に知っておきたかったこと、そして「今のこの子たちを記録に残したい」という気持ちから、猫の記録アプリを作りはじめたこと——を、静かに綴ってみます。


動物愛護週間に、保護猫と暮らす今のこと

きっかけは、テレビ番組でした。
保護猫の現状を知って、ただの猫好きだった私は、「猫のために、自分にできることはないだろうか」と考えるようになりました。

そして知ったのが、保護猫を迎えることも、立派な活動のひとつだということ。

当時は賃貸マンション住まいで、猫を迎えるには最適な環境とは言えませんでした。
一軒家に引っ越してからも「暮らしが落ち着くまでは」と思っていた——そんなとき、子どもが「猫を飼いたい」と言ったのです。

保護猫を迎えると決めた日

市内で譲渡会をやっていないかな、とInstagramを何気なく見ていたら、ちょうど直近で開催されていて。子どもと一緒に、会いに行きました。

譲渡会の猫たちも気になったのですが、その会を開いていた保護猫カフェのお部屋にも、猫がいて。その日は、外から立ち見をさせてもらいました。
その中の1匹が、どうしても気になって。翌週もう一度、今度はお部屋に入れてもらい、触れ合わせてもらいました。

保護猫なので、最初はとても警戒するはずが、初日から触らせてくれたんです。
ちゃんと「ごあいさつ」ができていたからかもしれません。

「この子だ」と思った決め手

その子は、妊娠中に保護された、ママ猫でした。
生まれた子たちはもう、それぞれの“ずっとのお家”へ。最後にひとりだけ残っていたのが、この子です。

おやつをもらっても、他の猫にそっと譲ってしまう。
自分より、他の子に譲れる優しさ。
——その姿を見て、「誰がこの子に寄り添えるんだろう。私なら、寄り添えるかもしれない」と思ったのが、決め手でした。

1匹のつもりが、2匹になった理由

同じお部屋に、もう1匹。気になっていた子ととても相性がよく、私がお部屋に入ると、先に寄り添ってくれる優しい子でした。

正直に言うと——シングルマザーで、家を建てたばかり。
いきなり2匹を迎えるのは、ハードルが高いなと思ったのも本当です。最初は、1匹だけのつもりでした。

でも、フルタイムで働く私と、学校のある子ども。留守にする時間は、思ったより長い。
ずっと仲間と暮らしてきた子が、いきなりひとりでお留守番するのは、寂しいだろうな、と。

だったら、2匹で迎えよう。
そのぶん、もっと働いて、稼ごう。
——そう覚悟を決めて、この子たちを迎えました。

ワクワクが3分の1、不安が3分の1、迷いが3分の1。
そんな気持ちで始まった、猫との暮らしです。

迎える前に、いちばん大変だったのは「準備」だった

いざ迎えるとなると、思った以上に、準備するものが多い。そして、出費もありました。
これから迎える方には、「初期費用は、多めに見積もっておくと安心」とお伝えしたいです。

「もっと早く知っておきたかった」と思ったのは、こんなこと。

  • 猫は、わりとよく嘔吐する動物だということ
  • 生活リズムを乱さないようにしないと、体調を崩しやすいこと

準備を終えて、迎える直前は、ただただドキドキ。
「ちゃんとお迎えできるかな」という緊張で、いっぱいでした。

💡 迎える前の“お金・手続き・住まい”のリアルは、動物愛護週間に合わせて、noteで詳しくまとめて公開する予定です(売上の一部を、保護猫の活動へ寄付します)。公開したら、この記事でもお知らせします。

迎えてから気づいた、「記録を残す」ことの大切さ

猫と暮らしはじめて、SNSで猫の情報がたくさん流れてくるようになりました。
その中で知ったのが、猫は、人間の何倍もの速さで時間が過ぎていくということ。

そう思うと——今のこの子たちの、この元気な姿は、今しか見られないのかもしれない。
「今」を記録するものを、作りたいと思いました。

もうひとつ。
迎えた猫が嘔吐したとき、体調を崩したとき、病院に行ったとき。
どんな診断で、いくらかかって、先生に何を言われたのか。
それを残しておけたら、同じ症状が出たときの手がかりにもなるし、費用の目安も立てられる。予定も組みやすくなる、と思ったんです。

猫専用の手帳って、そもそも少ない。
手帳は持ち歩くと荷物になるし、スマホのメモは「開いて、ゼロから入力する」その一手間が、だんだん億劫になってくる。

だったら——書きたいことは手入力に、簡略化できるものはボタンに。日付を入れたらカレンダーと連動する。
入力するだけで、記録と、スケジュール管理が同時にできたら。そう考えるようになりました。

だから、猫の記録アプリ「Carnet de Chat」を作っています(開発中)

いまはまだ、自分で使っているテスト段階です。でも、方向性は決まっています。

日記と、健康手帳が、ひとつになったアプリ。
入り口はひとつだけれど、分けるところは、ちゃんと分ける。

  • 日々の楽しいこと・かわいい瞬間は → 日記へ
  • 心配なこと・検診で言われたことは → 健康手帳へ

迷わず入力できて、それでいてメリハリがある。そんなアプリを目指しています。

保護猫と暮らす人にこそ、使ってほしい。
このアプリを使って「よかった」と思ってもらえたら、うれしい。
——いつかその子が虹の橋を渡っても、悲しみよりも、当時の思い出や懐かしさが残った。そう言ってもらえたら、私にとって最大の賛辞です。

🐈‍⬛ これまでの制作記もどうぞ:
・Carnet de Chat 制作記 vol.1|猫と暮らして、「記録」が欲しくなった
・Carnet de Chat 制作記 vol.2|“記録を分けない”って決めた理由

これから保護猫を迎える人へ

保護猫を迎えるということは、必ずしも、いいことばかりではありません。
精神的にも、経済的にも、辛い時期はやってきます。

それでも——日々を、そっと綴っていけば、その時期も越えていけると、私は信じています。

そして。
このアプリは、売上の一部を寄付することで、使ってくださる方にも、間接的に保護猫の活動に参加していただけたらと思っています。

どうか、このアプリが、
まだ出逢えていない保護猫たちの、希望になりますように。


次の一歩🐾

  • 🐈 迎える前の《お金・手続き・住まい》のリアルは、noteで詳しくまとめました(実際にかかった金額も公開/印刷用PDF付き/売上の一部を保護猫の活動へ寄付します)。→ 保護猫を迎える前に読む、後悔しないためのチェックリスト60
  • 🐈 迎える前のチェックリスト60(note)……迎える前に知っておきたい60項目を、実額つき・印刷用PDF付きでまとめました。発売記念¥780(〜9/30 20:00まで)。
  • 📓 Carnet de Chat の制作記を追う……アプリの開発の様子を、これからも綴っていきます。最新は Instagram @romy_lifework でも。
  • 💬 ご相談・お問い合わせ……公式LINE から、お気軽にどうぞ。

※本記事の保護猫カフェ・寄付先団体は、先方への配慮から名称を伏せています。

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